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『王都ワンオペゴーレムマスター。まさかの追放!?~自由の身になったので弟子の美人勇者たちと一緒に最強ゴーレム作ります。戻ってこいと言われてももう知らん!~』1巻 感想・レビュー

『王都ワンオペゴーレムマスター。まさかの追放!?~自由の身になったので弟子の美人勇者たちと一緒に最強ゴーレム作ります。戻ってこいと言われてももう知らん!~』レビュー アイキャッチ
画像出典:楽天市場

ジャンル
男性向け・少年マンガ

著者
・原作
 レルクス
・漫画
 阿住周
・キャラクター原案
 布施龍太
レーベル
コロナ・コミックス

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あらすじ

無数の機械人形【ゴーレム】の遠隔操作――常識外れの能力で、
ディアマンテ王国の業務をワンオペで回していた男・ホーラスは、
無知な貴族のおかげでお役御免に。
研究目的で鉱石を求めて、のんびり旅に出たのだが……。
彼を慕う美人な勇者(弟子)が許してはくれなかった!!
住まいを作り恩返しと称して囲う気満々!?
お転婆な女錬金術師まで押しかけるうえ、
面倒な侯爵家の長男まで引き寄せてしまい…。
「こいよ、ワンパンで決めてやる」
「流石、私の師匠!!」
岩のごとくブレないゆるさと手加減なしのワンパンが炸裂!
無気力鬼畜青年が仲間と行く、
のんびりざまぁトラベルファンタジー!

『TOブックスオンラインストア 王都ワンオペゴーレムマスター。まさかの追放!?~自由の身になったので弟子の美人勇者たちと一緒に最強ゴーレム作ります。戻ってこいと言われてももう知らん!~@COMIC 第1巻』より

レビュー

総合評価:★★★☆☆

ストーリー

典型的な「追放系ファンタジー」を踏襲しつつ、本作ではゴーレムを駆使する元官僚系の主人公が異彩を放ちます。
とはいえ第1巻時点では、ゴーレム要素よりも政治劇や権力闘争、そして主人公そのものの規格外な強さが目立っており、タイトルに期待した“ゴーレム運用の描写”は少なめです。

作中では、魔王により崩壊しかけた世界における特例制度や、各国の思惑が交差する「世界会議」など、設定面はしっかり作り込まれており、群像劇的な広がりのポテンシャルも感じられます。

一方で、主人公の万能性が高すぎるあまり、「ゴーレムマスター」というよりは、最強の肉体派主人公物のような印象を受ける構成になっており、好みが分かれるかもしれません。

イラスト

イラストについてはシンプルでありながらも悪くありません。女性キャラクターは可愛らしく描かれており、勇者たちや弟子キャラのビジュアルも目を引きます。

ただし、一部アクションや斜め構図でのバランス崩れが見受けられることもあり、安定感という点ではまだ改善の余地を残します。

見どころ

権力の理不尽で追放されるも、周囲がいかに主人公に依存していたかが明かされるざまぁ系の痛快展開

一国の行政を1人で支えるほどのワンオペ能力と魔法的工学の融合

世界会議という大枠で繰り広げられる国家間の駆け引きや勇者の発言力

ゴーレムに関する設定や仕組みが地味に作り込まれており、後の発展に期待

感想

物語序盤はよくある「平民追放→ざまぁ」展開を軸にしていますが、主人公のスペックが明らかになるにつれ、「これは最強ゴーレム職人の話ではなく最強チート主人公の物語なのでは?」と感じる読者もいるでしょう。

実際、ゴーレムが見せ場を得る場面は数ページ程度にとどまり、タイトルの“ゴーレムマスター”要素はやや影が薄く、タイトル詐欺感を覚える構成です。
むしろ、人間の体を改造して最強になってしまった主人公が、追放後に成り上がる話と見るのが自然かもしれません。

とはいえ、世界設定や政治的駆け引き、そして「自業自得で落ちぶれていく追放側」の描写はテンポよく展開されており、ストレス発散型の物語としてはきちんと機能しています。
特に、追放後にその穴を埋められない国の惨状がリアルに描かれており、「無能を切ったら組織が崩壊した」系の興味を惹かれる人には刺さる内容でしょう。

まとめ

第1巻時点では、タイトルに期待するような“ゴーレム操作バトル”や“製造描写”よりも、政治・外交・国家運営・肉体チート寄りの構成が目立ちます。

とはいえ、追放劇としての爽快感や、明確な悪役と崩壊フラグを立てる国の描写、強者として再起する主人公など、なろう系らしい気持ちよさは健在。

今後、ゴーレムによる新国家設計や、工業化への布石が描かれていくかどうかで、評価が大きく分かれるシリーズになるかもしれません。
今はまだ助走段階──と見るのが妥当でしょう。

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